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J1岡山 ホームで初陣!!15日に京都戦 “マエストロ”MF江坂を核に攻撃を組み立て

[ 2025年2月15日 06:00 ]

岡山を豊富なキャリアでけん引する主将の竹内涼(右)と副将の江坂任(撮影・長嶋 久樹)
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 明治安田J1リーグは14日に開幕した。J2で5位から昇格プレーオフを制し初のJ1に挑戦するファジアーノ岡山は、きょう15日にホームで京都と対戦する。攻撃陣を操るのは、日本代表経験があり、韓国Kリーグ蔚山から新加入したMF江坂任(32)だ。身長1メートル91のFWルカオ(29)のパワフルな突破力も魅力で、記念すべき第一歩に期待は膨らむ。木山隆之監督(52)は「チャレンジャーとして自分たちのサッカーをぶつける」と決意を示した。 (取材・構成 千田 篤史)

 堅守の岡山に攻撃の核が生まれた。日本代表経験があり、韓国Kリーグ蔚山から新加入したMF江坂にゴール量産の期待は膨らむ。鹿島との練習試合で2得点を挙げるなど存在感を示しており、決定的な働きでチームを押し上げそうだ。

 「プレーオフを見ていたのもあって、岡山が新たに初めてJ1に挑戦するタイミングで自分も必要とされた。自分も日本に帰ってくるタイミングで新たな挑戦をしたいなということで(岡山を)選ばせてもらいました」

 昨季J2での29失点はリーグ2位。堅い守備が光る一方で、48得点はリーグ10位だった。必然的に引き分けが増え、14試合のドローはリーグ最多。この勝ち点1が「3」に変われば、J1生き残りに活路を見いだせる。

 屈強な体格を生かしたプレーが持ち味のFWルカオも鍵を握る存在だ。「江坂はマエストロだ」と指摘したように、オーケストラの指揮者に例えた。ゲームの流れを変え、支配するプレーヤーとしてリスペクトしている。「江坂が入って僕のゴールが増えると思う。だから、シュート練習を増やしているんだ」。シーズン開幕への手応えを示す一方で、J2で105試合に出場しながら通算19得点は物足りない数字だ。

 ただ、江坂はこのフィジカルモンスターの覚醒を信じている。「ルカオという“猛獣”を扱えるように頑張りたいなと思います。本当に能力は高いので、今年化けてくれれば。岡山が一つでも上の順位に行くためには化けていただかないと困る」と笑った。

 その裏付けは、「どのクラブでも割と外国人選手との相性は良かったので」という江坂の感覚だ。柏時代はクリスティアーノ、マテウス・サヴィオ、オルンガらを生かしてゴールを量産した。ルカオという新たな素材をいかに生かすことができるか。“マエストロ”と“猛獣”がうまくかみ合えば、勝機は格段に広がる。

 ▽ファジアーノ岡山 川崎製鉄水島サッカー部OBが結成したリバーフリーキッカーズ(RFK)を母体に2003年に誕生。08年に日本フットボールリーグ(JFL)で4位となり、J2加盟を決めた。09年の初参戦から今季が17シーズン目。ホームタウンは岡山市、倉敷市、津山市を中心とした岡山県全域で本拠地はJFE晴れの国スタジアム(岡山市)。ファジアーノはイタリア語で岡山県の県鳥「キジ」を意味し、有名な桃太郎伝説で鬼退治に活躍したことにちなむ。

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