×

全国選手権Vの前橋育英と準V流通経大柏が堂々のワンツー 今季J1登録選手の出身高校ランキング

[ 2025年2月14日 06:30 ]

田部井涼
Photo By スポニチ

 25年の明治安田J1リーグがいよいよ14日に開幕する。開幕を前に全20クラブの登録選手の出身高校別ランキング(ユース出身者を除く)を調査したところ、興味深い結果が現れた。最多が前橋育英(群馬)で15人、2位が流通経大柏(千葉)で12人。記憶に新しい1月の全国高校選手権決勝で死闘を繰り広げた優勝校と準優勝校が、そのままワンツーでランクインした。3位には青森山田、市船橋、東福岡の強豪3校が11人で並んだ。

 日本代表としてW杯に出場した山口素弘や松田直樹ら名選手を輩出してきた前橋育英は、近年も安定して多くの選手をプロに送り込んでいる。新潟MF秋山裕紀らクラブの主力を担う選手や、浦和MF渡辺凌磨や同MF金子拓郎ら海外リーグを経験している選手など多士済々だ。

 もっとも同校を今季J1の最大勢力に押し上げた要因は、大学を経由して今季プロ入りする4選手の存在を抜きに語れない。3年時に県大会で敗退し全国選手権に出場できなかった20年度世代の主力が、その悔しさをバネにそれぞれ大学で大きく成長し、Jの舞台に上がろうとしている。

 明大から広島に加入したFW中村草太は、関東大学リーグで初の2年連続得点王&アシスト王に輝き、8日の富士フイルム杯で公式戦デビュー。昨年12月のインカレで東洋大を日本一に導いた新潟DF稲村隼翔と東京VのMF新井悠太は、特別指定選手として昨季までにJ1の舞台で輝きを放っている。

 ここ10年で3度目の全国準優勝となった流通経大柏は、FWジャーメイン良が昨季磐田で19得点を挙げてブレーク。広島に移籍した今季もさらなる飛躍を目指す。他に福岡DF湯沢聖人、鹿島DF関川郁万らが主力として活躍している。

 両校は17年度の全国選手権でも決勝で対戦し、前橋育英が1―0で勝利して初優勝を果たした。当時主将のMF田部井涼は今季、初昇格の岡山で念願のJ1デビューを果たす。開幕戦で激突する京都には、流通経大柏の主将だったDF宮本優太がいる。近年の高校勢力図が今年度の選手権、そして今季J1の顔触れにそのまま現れる形になったといえる。(矢吹 大祐)

▽25年J1登録選手出身高校ランキング
1位 前橋育英  15人
 清水DF北爪健吾、浦和GK吉田舜、浦和MF渡辺凌磨、柏MF小泉佳穂、町田DF岡村大八、G大阪MF鈴木徳真、浦和MF金子拓郎、横浜M・DF渡辺泰基、岡山MF田部井涼、横浜FC・FW室井彗佑、新潟MF秋山裕紀、東京V・MF新井悠太、横浜FC・MF熊倉弘貴、新潟DF稲村隼翔、広島FW中村草太

2位 流通経大柏 12人
 岡山DF田上大地、福岡DF湯沢聖人、柏GK坂田大樹、京都MF武田将平、FC東京MF小泉慶、広島FWジャーメイン良、名古屋MF菊地泰智、京都DF宮本優太、鹿島DF関川郁万、柏MF熊沢和希、岡山MF藤井海和、湘南DF松本果成

3位 青森山田  11人
3位 市船橋   11人
3位 東福岡   11人

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年2月14日のニュース