前田大然が先制起点　金髪の理由は「子供たちも見つけやすい」から　「黒髪だと遠目に見たら分からない」

W杯アジア2次予選B組   日本1ー0北朝鮮 （ 2024年3月21日    国立 ）

＜日本・北朝鮮＞後半、ボールを追う前田（撮影・篠原岳夫）
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　FIFAランク18位のサッカー日本代表（森保ジャパン）は21日、W杯アジア2次予選B組第3戦、本拠（国立）で同114位・北朝鮮代表に辛勝。MF田中碧（25＝デュッセルドルフ）が前半2分に先制ゴールを決めるなど勝利に貢献。同予選無傷の3連勝で3次予選進出に王手をかけた。 【試合結果（速報）】

　先発したFW前田大然（26＝セルティック）は先制点の場面で起点をつくった。前田へのロングパスがカットされ北朝鮮ボールになると、すぐに体を寄せ高い位置で奪取。「最初からアグレッシブにいけた。前からいくのは言っていた。いい入りができた」。そこから上田綺世が運び、田中のゴールへとつながった。

　「スピードがあるのでそれを生かさないともったいない。今日はうまく生かせた」と振り返った前田。後半は相手に攻められる場面もあり苦しい展開となったが「難しい試合になるのは分かっていた。勝ちは勝ちなので。次につながる大事な試合だった。DF陣を含めてゼロで抑えたのは大きいかな」と勝ち点3を喜んだ。

　また「勝たないと話せないと思っていたので」と自身の金髪について言及。愛娘の希望でトレードマークだったスキンヘッドから、少し髪が伸びた丸刈り姿に変身していた前田だが、合宿中に黒から金に色が変わっていた。その理由として「黒髪だと遠目に見たら分からないので。金髪にすると違和感ないですよね。坊主みたいな感じで子供たちも見つけやすいと思うので。そういった意味で金髪にしました」と明かした。染めてから子供にはまだ会っていないというが「とりあえずもう1試合勝って子供の意見を聞こうと」と今後のプランを語った。

　20日の練習後には、南野拓実が「髪長くても似合うと思うんで、ヘアバンドが必要なほど伸びたら、ヘアバンドをプレゼントしたいと思います」と冗談交じりに話していたように、どこまで伸ばすか気になるところ。しかし前田は「そこまで伸ばす気は僕はないので。そこ（ヘアバンド）までいけないと思う。僕も初めてなんでどうなるか。流れに任せます」と未定のようだった。