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日本代表 どうなる今後のW杯予選 アジア枠大幅増で8大会連続切符の行方は…

[ 2024年3月21日 22:10 ]

W杯アジア2次予選B組   日本1ー0北朝鮮 ( 2024年3月21日    国立 )

<日本・北朝鮮>試合後、勝利するも笑顔のない日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 8大会連続のW杯切符獲得を目指すサッカー日本代表(FIFAランク18位)は、21日のW杯アジア2次予選B組第3戦、本拠(国立)で同114位・北朝鮮代表に1ー0と辛勝。MF田中碧(25=デュッセルドルフ)が前半2分に先制ゴールを決めるなど勝利に貢献。同予選無傷の3連勝で3次予選進出に王手をかけた。

 W杯アジア予選は今回からアジアからの出場枠が「4.5」から「8.5」に増加。現在は36カ国が4チームずつ9組に分かれ、ホーム&アウェー方式で対戦する2次予選まで進んでおり、日本は北朝鮮の他にシリア(同89位)、ミャンマー(同162位)と同組に。無傷の3連勝を飾ったことで3次予選進出は濃厚となった。

 次戦は26日にアウェーで北朝鮮と対戦予定だったが急きょ“白紙”に。試合後に日本協会の田嶋幸三会長が平壌での開催中止を明らかにした。もし開催地が決まらず“不戦勝”扱いとなった場合は、その段階で2次予選進出が決まる可能性も浮上。なお、第5戦は6月6日にアウェー・ミャンマー戦、同予選最終節となる第6戦は6月11日にホームでシリアと対戦する予定となっている。

 そして重要となる3次予選では、2次予選を勝ち上がった18カ国が6チームずつ3組に分かれ、24年9月から25年6月にかけてホーム&アウェー方式で行われる。ここで各組上位2位に入った計6チームがW杯出場権を獲得する。

 さらに3次予選で各組3位と4位となった計6カ国は4次予選へと進出。4次予選では3カ国ずつ2組に分かれ、第三国の会場で1回戦制の総当たり形式で対戦へ。今度は各組1位となった計2チームがW杯出場権を獲得する。

 残る「0.5」枠の行方は、まず4次予選で各組2位の2チームが5次予選(AFCプレーオフ)としてホーム&アウェー方式で直接対決。勝者が“アジア代表”として「最後の1枠」をかけ大陸間プレーオフに進ことになっている。

<W杯アジア2次予選B組順位>
1位・日本  3勝 得失点+11 勝ち点9
2位・シリア 1勝1分け1敗 得失点-4 勝ち点4
3位・北朝鮮 1勝0分け2敗 得失点+3 勝ち点3
4位・ミャンマー 1分け2敗 得失点-10 勝ち点1

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