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日本代表 6年3カ月ぶり北朝鮮戦1ー0辛勝も…無傷3連勝でW杯2次予選突破王手!

[ 2024年3月21日 21:13 ]

W杯アジア2次予選B組   日本1ー0北朝鮮 ( 2024年3月21日    国立 )

<日本・北朝鮮>前半、田中(中央)が先制ゴールを決め喜ぶ日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 FIFAランク18位サッカー日本代表(森保ジャパン)は、21日のW杯アジア2次予選B組第3戦、本拠(国立)で同114位・北朝鮮代表に1ー0で辛勝。MF田中碧(25=デュッセルドルフ)が前半2分に先制ゴールを決めるなど勝利に貢献。同予選無傷の3連勝で3次予選進出に王手をかけた。

 同予選開幕2連勝で首位に立つ日本はMF三笘、MF伊東、DF冨安などの主力を欠く状況のなか、主将のMF遠藤やMF久保もベンチスタートとなった。

 それでも開始わずか2分で先制。コーナーキックの流れで右サイド深い位置からMF堂安がグラウンダーのクロス。これをフリーで走り込んだMF田中が右足ダイレクトで強烈なシュートを放ち“電光石火”の先制弾が生まれた。

 勢いに乗る日本だったが前半43分にMF堂安が相手GKと1対1の状況でシュートを防がれるなど決定力を欠き、追加点のないまま前半終了。それでも相手のシュートを0本に封じるなど奮闘した。

 後半に入るといきなりピンチ。開始2分、FWハン・グァンソンにペナルティエリア手前中央から左足のシュートを打たれると、GK鈴木が指先でわずかに触れポストを直撃。こぼれ球を相手選手に押し込まれてしまったが、副審が旗を上げ主審は得点を認めず。複数の北朝鮮選手が主審に対し詰め寄り猛抗議する場面があった。

 前半と違って攻勢を仕掛けてきた相手に対し森保監督が動き、後半13分にMF守田に代えてMF遠藤を投入。しかし、劣勢の流れは変わらず押し込まれる展開が続くも最後まで粘り強い守備でゴールを許さず。決定機をことごとく外し追加点こそ奪えなかったが、1点を守り切って無傷の3連勝。次の“アウェー”北朝鮮で勝利すれば、残り2戦を残し2予選突破を決められることになった。

 なお、北朝鮮との国際Aマッチは17年12月のEー1選手権(○1ー0)以来、約6年3カ月ぶり。通算対戦成績を9勝4分7敗とし、本拠では6勝1分け無敗となった。

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