小川諒也　来季はシントトロイデン　FC東京からポルトガル1部ギマランイスに期限付き移籍中

小川諒也
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　FC東京からポルトガル1部ギマランイスに期限付き移籍中の元日本代表DF小川諒也（26）が、来季はベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍することが9日までに分かった。関係者によれば、当該両クラブは既に大筋合意。小川は近日中にも渡欧し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶという。

　小川はスピードと運動量を兼ね備えた左サイドバック。海外初挑戦となったギマランイスでは、リーグ戦出場わずか6試合と実力を発揮できず、1年での退団が決定的となっていた。小川は来季も欧州でのプレーを希望していた中、日本に縁が深く、新潟のMF伊藤涼太郎（25）の加入が決まったばかりのシントトロイデンがオファー。FC東京が小川の意思を尊重する形で移籍が決まった。

　小川は22年W杯予選で3試合に出場するなど、森保監督も注目する存在。活躍次第ではA代表復帰の道も開けるだけに、新天地での巻き返しに注目だ。

　◇小川　諒也（おがわ・りょうや）1996年（平8）11月24日生まれ、東京都練馬区出身の26歳。小学1年からサッカーを始め、流通経大柏3年時に全国高校選手権4強入りに貢献。15年にFC東京に加入し、昨年7月にポルトガル1部ギマランイスに期限付き移籍した。日本代表は21年3月の韓国戦でデビューし、国際Aマッチ通算5試合0得点。1メートル83、78キロ。利き足は左。