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新潟・伊藤 連敗阻止弾だ 前半で交代した前節G大阪戦の悔しさ晴らす

[ 2023年6月3日 04:30 ]

3試合ぶりのゴールで連敗をストップさせようと意気込む伊藤
Photo By スポニチ

 J1新潟は3日、アウェーで湘南と対戦する。2日は聖籠町のアルビレッジで最終調整を行った。前節のG大阪戦(●1―3)で前半だけで退いたMF伊藤涼太郎(25)は、途中交代の悔しさをバネに3試合ぶりのゴールでチームを3試合ぶりの勝利に導く。

 前節の悔しさは勝利で晴らす。伊藤は前半だけで退いたG大阪戦を振り返り「シンプルに良くなかった。前半で代わってしまって何もできなかった。悔しい試合になったし、この悔しさを湘南戦にぶつけたい」と燃えている。

 松橋監督は「パフォーマンスも高くなかったし、シンプルに良くなかった」と交代理由を説明。一方で「相手に警戒されても、はねのけて得点やアシストを取ることによって乗り越えていくしかない。上回っていくことが大事」と“包囲網”を自らの技術でかわすことに期待を寄せている。

 試合を重ねるごとに相手のマークは厳しくなっているが「ポジショニングの関係で味方とかぶってしまったりとか、反省しないといけない。ミスも多かったし」と伊藤は自分に矢印を向けて、気持ちを切り替えた。「相手が湘南だからといって何かするわけじゃなくて、自分たちがうまくなる。精度を上げることにフォーカスした」という。

 前節の最下位・G大阪戦に続き、今節も17位と下位に沈む湘南との対戦。「向こうは強い気持ちでやってくると思う。リキさん(松橋監督)が“プレッシャーは技術ではねのけろ”って言っている。その通りだと思うけどそれプラスやっぱり気持ちも見せないと。ボールに食らいつく(姿勢)だったり、絶対に取るっていう執念を見せないと」と気持ちもしっかりプレーに乗せていくつもりだ。

 自身は5月14日の横浜戦(○2―1)以来、2試合ゴールから遠ざかっている。「湘南は中が堅い分、ワンタッチプレーや判断の速いパスで相手を揺さぶって突いていきたい。そこを突ければ必ずゴールは見えてくる」と果敢にチャレンジしていく構え。エースとしてチームを勝利に導くことに集中する。

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