FC東京が5戦ぶりの白星　同い年の中村弾＆安部今季初ゴール「帆高に感謝したいです」

明治安田生命J1リーグ第9節   FC東京2―1広島 （ 2023年4月22日    エディオンス ）

FC東京・安部
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　FC東京は22日、アウェー広島戦を2―1で制し、3月12日の横浜FC戦以来5戦ぶりの白星を飾った。

　チームに貴重な白星をもたらしたのは、同い年で明大時代から一緒にプレーしているDF中村帆高（25）とMF安部柊斗（25）。前半5分、MF松木玖生（19）の左サイドからのFKに中村がファーサイドで頭で合わせて先制すると、同28分には2人のあうんの呼吸で追加点を奪った。

　中村が右サイドを駆け上がり、ディエゴ・オリベイラからのパスを右足ダイレクトでマイナスにパス。それを最後は安部が右足でゴールに流し込んだ。安部にとっては22年10月の鹿島戦以来となる今季初ゴール。「あれは（中村）帆高がよく見てたというか、僕が1回動きを止めたんですけど、そこを帆高が僕をよく見てくれていたんで、本当に（ゴールに）流すだけでした。帆高に感謝したいです」と笑顔で振り返った。

　前半38分に1点を返され、後半は猛反撃を受けたが、後半39分にはなりふり構わず5バックで守備を固めて何とか守り切った。19日のルヴァン杯G大阪戦で勝利したが、リーグ戦では約40日ほど勝利から遠ざかっていただけに、安部もホッとした表情。「本当にここまで勝てなくて、すごい悔しい思いをチーム、ファン・サポーターがしていたので、この前のルヴァン杯も勝ってその勢いに流れに乗れたので、ここからまた連勝できるように頑張っていきたいと思います」と今後の巻き返しを誓った。