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G大阪ポヤトス監督 FC東京戦後の発言真意を説明「全員が同じレベルでゲームをすべきだと思っている」

[ 2023年4月22日 18:17 ]

G大阪・ポヤトス監督
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 G大阪のダニエル・ポヤトス監督が22日、ルヴァン杯FC東京戦(19日)で口にした言葉の真意を明かした。0―1で負けた後の公式会見で「もっと重要なところを話さなければいけないが、質問されないので、これで終わりにしたい」とコメント。その言葉の意味を問われると、一気に3分間まくし立てた。

 「本当に批判ではないよ。Jリーグを良くしたい気持ちで言っているというのを最初に言っておきたい」
 そう前置きすると「Jリーグはアジアでベストなリーグだ。凄くレベルが高い。それならば選手も監督も主審も全員が同じレベルでゲームをすべきだと思っている」と切り出した。判定基準への疑問を呈するとともに「(日本では)会見で主審への質問がないと思っている。おのおのの文化だが、向こう(スペイン)だと主審の質問がきて答える。それに違和感はない」とメディアへの注文を付けた。

 発端はFC東京戦で一発退場となったMF山本理仁への判定だ。PGMOL(プレミアリーグ審判プロ審判協会)との審判交流プログラムで来日していたトム・ブラモール主審らを引き合いに出し「先日プレミアリーグから派遣された主審がきていた。理仁が他のリーグで笛を吹かれるほどか、と言われるとそうじゃないと思う。自分の父もレフリーをやっていたので難しさは理解している。でも監督も選手も多くの要求を課せられている。主審も同じくらいの要求をされるべきだと思っている」とより高いレベルを求めた。

 「これを言うことでG大阪を汚したいという意図があるわけじゃない。もっとJリーグを良くするためだ。多くのファンが駆けつけて、皆で野球を越えて日本で一番の人気スポーツにしていこうという中での改善点だと思うからだ」。最後は日本語で「ありがとうございます。ごめんなさい」と両手を合わせて締めくくった。

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2023年4月22日のニュース