AZ・菅原　フル出場で激闘制し準決進出貢献　PK戦立候補でど真ん中成功

欧州カンファレンスリーグ準々決勝第2戦   AZアルクマール　2－0、PK4－1アンデルレヒト （ 2023年4月20日 ）

＜AZアルクマール・アンデルレヒト＞競り合う菅原（左）（AP）
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　欧州カンファレンスリーグは20日(日本時間21日)、各地で準々決勝第2戦が行われ、DF菅原由勢のAZはホームでアンデルレヒトと対戦し、前後半を終えて2―0で2戦合計2―2とした。延長でも決着せず、PK戦を4―1で制した。菅原はフル出場してPKも成功。準決勝（5月11、18日）でウェストハムと対戦する。もう1試合はフィオレンティナとバーゼルが顔を合わせる。

　AZアルクマールの菅原は右サイドバックとして、120分にわたり攻守に安定したプレーを見せた。PK戦では2番手に立候補し「決める自信しかなかった。GKをよく見て蹴れた」と、ゆっくりとした助走から冷静に真ん中に決めた。昨季創設された欧州CL、欧州リーグに次ぐ第3の大会で準決勝進出。名古屋から加入して4季目となる日本代表DFは「僕自身のキャリアでも（主要な）タイトルは獲っていないので、喉から手が出るほど欲しいトロフィー」と話した。