×

昨季王者・横浜が首位・神戸に劇的逆転勝利 FWロペス「王者のメンタリティーを持ってプレーできた」

[ 2023年4月22日 22:55 ]

明治安田生命J1リーグ第9節   横浜3―2神戸 ( 2023年4月22日    ノエビアスタジアム )

<神戸・横浜>後半、勝ち越しゴールを決めハートを作る横浜FMのアンデルソン・ロペス(中央) (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 横浜はアウェーで首位・神戸に最大2点のビハインドをはね返して3―2で逆転勝利。FWアンデルソン・ロペスが決勝弾を含む2得点を挙げ、リーグ単独トップの7得点目。昨季王者が劇的な逆転勝利で神戸に勝ち点2差の2位に浮上した。

 前半33分にMF水沼のパスを受けたロペスが反撃開始のゴール。さらに前半アディショナルタイムのラストプレーでこちらも水沼のパスを受けたMF渡辺が20年以来3季ぶりの得点となる同点弾を決めて試合を振り出しに戻した。

 後半開始早々に神戸のFW大迫にゴールネットを揺らされたが、VAR判定の末にオフサイドとなった。そして2―2のまま迎えた後半37分にFWマテウスの左クロスをロペスが頭で決勝ゴール。これで首位の神戸相手にこれでリーグ5連勝と相性の良さを見せつけた。
 マスカット監督は「いくつかのミスを犯して早い段階で2失点してしまった。しかし、1人1人が高いレベルで(前半のうちに)振り出しに戻した。素晴らしい試合内容だった。キーになったのは90分通して波のあるゲームでなく、高い強度でやれたのは良かったと思っている」と満足げに振り返った。

 前半にロペス、渡辺の得点をアシストしたMF水沼は、2失点後のイレブンの振るまいを評価。「1本ずつ返していこうという振る舞いが良かった。勝つことができたのは間違いなく自分たちの成長を表している」とうなずいた。渡辺も3季ぶりのゴールに「求められることは他にもあるけど、ゴールが増えれば相手の脅威になる」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月22日のニュース