待ってました！鹿島　3年ぶりファンサービス復活、FW鈴木優「モチベーション上がる」

練習後、ファンサービスを行った鈴木（左）らイレブン（撮影・西海健太郎）
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　13日からマスクの着用を個人判断とする政府の基本的対処方針見直しに伴って、Jリーグでは鹿島や京都、神戸などで対面によるファンサービスが再開した。鹿島ではオフ明けの14日、コロナ禍となってから中止していた練習後のファンとの交流が約3年ぶりに復活。茨城県鹿嶋市のクラブハウスには約100人のサポーターが集まり、お目当ての選手にサインを求めた。

　サインや写真撮影に応えたFW鈴木優磨（26）は「（練習に）人が大勢来ると選手もモチベーションが上がる。気持ち的にはより一層集中力が上がる気がする」と再開を歓迎した。

　Jリーグは2月の開幕から全席で可能になった声出し応援で、ここまでマスク着用を求めていたが、次節（18日）のリーグ戦からは来場者やチーム関係者に対するマスク着用を原則として「個人の判断」とする。無観客、収容制限などから少しずつ制限が緩和され、ようやくかつての日常が戻ってきた。

　昨季2敗している横浜戦（日産ス）を前に、ファンから直接メッセージを伝えられたというDF常本佳吾（24）は「応援されている実感が湧いた。勝利で還元したい」と意気込んだ。