C大阪・小菊監督“侍流”でリーグ戦連勝目指す　「栗山監督の姿勢はすごい…勉強になっている」

練習を見守るC大阪・小菊昭雄監督（右）
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　12日の鳥栖戦（ヨドコウ）で今季リーグ戦初勝利を挙げたC大阪が15日、大阪・舞洲で公開練習を行い、小菊昭雄監督（47）があす16日にイタリアと準々決勝を戦うWBC日本代表にヒントを得ていることを明かした。8日のルヴァン杯・FC東京戦（ヨドコウ）での今季初勝利からチーム状態は上向き。18日・川崎戦（等々力）でも勝利あるのみだ。

　指揮官の胸を熱くしたのは、侍ジャパンのプレーだけではない。たとえ劣勢に立たされても、一丸となって立ち向かう姿勢が響いた。「ベンチの点を取ったときの喜びとか、選手1人1人が引き上げてくるときのねぎらいとか、そういうところにチームの雰囲気は出る。苦しいときでもドシッと構えている栗山監督の姿勢はすごいなと思いますし、すごく自分自身も勉強になっている」とベンチワークに目を奪われている。話題となっているヌートバーのペッパーミルポーズについても「一体感を作り出す上でも必要なパフォーマンス。セレッソでも考えてくれたら」と独自のポーズ導入も促した。

　川崎には昨季、リーグ戦2戦2勝。ルヴァン杯でも2戦2分けで、好相性を誇るが「本当に強かった印象しかない」と油断することはない。鳥栖戦でJリーグ4684日ぶりのゴールを決めた元日本代表MF香川真司（33）についても「彼の場合はケガのリバウンド、コンディションのところだけなんで。基本的にはそれさえ問題なければ次の試合も頭から考えてます」と先発起用を示唆した。首都圏ではすでに桜が開花。セレッソ桜も華麗に咲き誇る。