札幌FW小柏、昨季の長期離脱のきっかけとなった横浜戦に闘志

状態を上げている小柏
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　札幌は10日、12日の横浜戦に向けて札幌ドームで練習。左太腿前肉離れから復帰し、前節4日の新潟戦で今季初出場したFW小柏剛（24）が“因縁の試合”に臨む。

　昨年3月12日の横浜戦で右太腿裏を肉離れした。その後同じ部分の故障を繰り返し、横浜戦は長期離脱の引き金となった。1―1で引き分けた同戦で小柏はフル出場も、試合後に負傷が判明したとあり「去年僕はあそこ（横浜戦）でケガをした。しかも点も取れなかった。リベンジという意味でも点を取って勝ちたい」と意気込む。

　嫌な思い出を消すには、自身の今季1号と今季初勝利しかない。「（札幌）ドームでサポーターの前で自分がゴールを決めて勝ちたい」。前節の新潟戦や8日のルヴァン杯を見る限り内容は上向いている。小柏を中心に、チーム全体で昨季王者に襲いかかる。（青木　一平）