なでしこジャパンが国内最終調整　ストライキ騒動のカナダは予定通り出場　佐々木団長「心配していない」

千葉市内で練習を行うなでしこジャパン
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　米国で16日に開幕するシービリーブス杯に参戦する女子日本代表「なでしこジャパン」の国内組12選手が12日、千葉市内に集合し、国内最終調整を行った。

　シービリーブス杯で22日に対戦予定の女子カナダ代表が10日にカナダサッカー協会が女子の活動予算削減などで状況を改善しなければ、即時ストライキを行うと発表した件について、佐々木則夫団長が取材対応。「担当が調査して、今回の大会においては支障がないように対応していただいているようなので、その心配はしていない」と説明した。

　ストライキで試合が中止になれば、7月20日開幕のW杯に向けた強化計画に影響が出る可能性があっただけに、なでしこジャパンにとっても朗報。ブラジル、米国、カナダの強豪3カ国と対戦する米国遠征に向け、佐々木団長は「W杯につなげるゲームにしたい」と意気込んだ。