×

川本治氏 横浜、攻撃のポイントになった左SB永戸

[ 2023年2月12日 04:33 ]

富士フイルム・スーパー杯   横浜2-1甲府 ( 2023年2月11日    国立 )

<横浜・甲府>試合に勝利し喜ぶ横浜イレブン(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 【川本治 視点】横浜はFWレオ・セアラ、FW仲川、DF岩田、GK高丘らが抜けた穴は全く感じさせなかった。守備は安定していたし、両サイドバックが積極的に攻撃参加していた。特に左の永戸は縦だけではなく、中に入るので相手がつかまえにくい。左サイドのエウベルとの連係もよくポイントになっていた。全体的にボールを動かすスピードが上がり、斜めのパスも増えて相手も飛び込みにくい。既に来週のJ1開幕川崎F戦へ向けて十分に仕上がっている。西村もポストに当たったボールに素早く反応してゴールを決めたが、シュートした時点でこぼれ球を狙っていて、感覚が良くなっている。昨年の10点を上回る得点を決めそうだ。チームも川崎Fとともに、優勝争いの軸になり、連覇の可能性も高いと思う。

 甲府の同点ゴールはVARが入り、「オフサイドではない」と判断されたが、少し分かりにくかった。こういう時は、見ている人のためにも大相撲のように、主審がマイクで説明するようにしてはどうだろうか。(元ジェフ市原強化部長)

続きを表示

2023年2月12日のニュース