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京都新外国人GKハーンが初対応「小林祐希から話は聞いている」勉強中の日本語も披露

[ 2023年2月12日 16:17 ]

早期のJリーグデビューを目指す京都の新外国人GKハーン
Photo By スポニチ

 今季京都に加入したスリナム代表GKワルネル・ハーン(30)が12日、来日後初取材に応じた。すでにクラブの公式チャンネルでは日本語を披露しているが「コンニチワ」と報道陣にも挨拶。「日本に行くことが決まってからチームメートとコミュニケーションを取るためだけではなく、そのクラブやコーチのリスペクトを含めて勉強した」と語学アプリなどを使って覚えてきたといい「ミギ、ヒダリ、ソト、マンナカ、アップアンドダウン…」と試合で必要な日本語を口にした。

 幼少期からオランダで育ち、名門アヤックスの下部組織でプレー。トップ昇格後はフェイエノールトやヘーレンフェーンなどを渡り歩き、昨年はスウェーデン1部ヨーテボリに所属した。ヘーレンフェーンでは元日本代表MF小林祐希(札幌)と同僚で「彼からも話は聞いたよ。敬意を持って周りと接する選手で、とても親切な人だったよ」と日本人に好意的。さらに昨年チームメートだった元広島のDFエミル・サロモンソンからも「Jリーグはレベルが高いし、良いストライカーがいる。FC東京にはすごく良いストライカーがいると聞いている」と予習済みだ。

 完全非公開で行われた前日11日の練習試合でもすでにプレー。リーグ開幕・鹿島戦出場は不透明だが元イタリア代表GKブッフォンに憧れる守護神は「準備はできているよ」と自信を見せる。英語、オランダ語、ドイツ語を操り、スペイン語もリスニングは可能。そして日本語の習得にも意欲を示すインテリは「数年間ではなく、より長く日本にいたい」とJリーグでの成功を見据えた。

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2023年2月12日のニュース