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横浜まず1冠!“6度目の正直”でスーパー杯初制覇 J2甲府に“ジャイキリ”許さず

[ 2023年2月11日 15:32 ]

富士フイルム・スーパー杯   横浜2ー1甲府 ( 2023年2月11日    国立競技場 )

<横浜・甲府>勝利し喜ぶ横浜イレブン(撮影・西海健太郎)
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 Jリーグのシーズン到来を告げる富士フイルム・スーパー杯が11日に国立競技場で行われ、昨季リーグ王者の横浜が2―1で天皇杯覇者のJ2甲府を撃破し、悲願の初優勝を飾った。FWエウベル(30)が前半30分に先制弾。前半終了間際の44分、甲府FWピーター・ウタカ(38)のゴールで同点に追いつかれるも、後半16分、横浜FW西村拓真(26)が決勝点を奪い、突き放した。

 神戸にPK戦の末に敗れた20年を含め、過去5戦全敗の横浜。同点で迎えた後半16分、抜け出したアンデルソン・ロペスがシュート。ゴールポスト直撃も、走り込んだ西村が跳ね返りをきっちりと左足で押し込んだ。後半は持ち味の攻撃サッカーで主導権を握り、J1王者の底力を見せつけ“6度目の正直”で悲願のタイトルを獲得した。連覇がかかるリーグ戦は17日に開幕。アウェーでの難敵・川崎F戦に向け最高の弾みをつけた。

 番狂わせを起こした天皇杯の再現を狙った甲府は、前半44分、今季京都から新加入のピーター・ウタカのゴールが一度はオフサイド判定も、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の末に認められ、1ー1で前半を折り返した。粘り強い守備から反撃を狙った後半アディショナルタイム、後半途中から出場したジェトゥリオのシュートがゴールネットを揺らし、再び同点と思われたが、今度はオフサイド判定が覆らず。1点に泣きJ2の“ジャイキリ”頂点はならなかった。

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