J1福岡加入のMF井手口　「W杯の舞台に立ちたい」日本代表復帰と新天地での活躍誓う

福岡に移籍後、チームに初合流した井手口はリラックスした表情で練習に臨む
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　セルティックからJ1福岡に期限付き加入した元日本代表MF井手口陽介（26）が10日、チームの練習に初参加した。

　前日に福岡入りしたばかりで時差ぼけもある中、笑顔を見せながら軽快な動きを披露。小1から小6まで福岡の下部組織でプレーし、練習や試合で汗を流した雁の巣のグラウンドへの帰還を「変な感じ」と照れ笑いした。

　セルティックではケガもあったが1年間出場機会を得られず「実力不足が大きかった」。同時期加入の旗手、前田の活躍には「悔しいがリスペクトする気持ちが強かった」と振り返り「見返す気持ちでやりたい。もう1回這い上がるという意味で、試合に出続けてハイパフォーマンスをしていかないと」と再起へ意気込んだ。

　苦しい時期に声をかけてくれた地元・福岡には「恩を返せるような活躍をしていけたら。チームのために全力で頑張っていきたい」と感謝を口にした。

　「ロシアW杯は直前で落選したので見れなかったが、今回のW杯をファンとして見させてもらって刺激をもらえた。絶対にもう1回代表になってあの舞台に立ちたい思いが芽生えた」。
　新天地で活躍し、日本代表へ返り咲くことを強く誓った。