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スペイン監督がオウンゴール コスタリカを「南米」と呼んで翌日謝罪 コスタリカDFは「教養があるべき」

[ 2022年11月20日 14:21 ]

初練習を前に取材に応じるコスタリカのDFカルボ
Photo By スポニチ

 サッカーのW杯カタール大会で日本と同じ1次リーグE組のスペインが、ルイスエンリケ監督(52)の“オウンゴール”で23日の第1戦で対戦するコスタリカに敗れた。大会期間中に自ら動画配信サービスでファンに声を届ける方針の指揮官は18日の第1回配信でコスタリカに言及。この際に北中米カリブ海代表の相手に関し「スペインでプレーしたナバスやキャンベルはこちらでも知られている。南米のチームだね。南米の選手は自分たちがどうプレーしているか理解している。経験豊富な監督もいるし、W杯初戦は難しくなる」と発言した。

 相手を称える主旨だったが、地理の間違いに視聴者やメディアが反応した。間違いを指摘されて非難の声も上がり、指揮官は翌19日の配信で謝罪。「昨日はコスタリカの位置に関して間違っていた。南米と言ったが、中米で容認できないミス。なぜなら6年前にバケーションでそこを訪れているから」と語り、家族と過ごした10日間の休暇中の写真を示した。

 南米のコロンビア人でコスタリカを指揮するスアレス監督は19日のカタール初練習を前に大人の対応で話題をかわし「彼はサッカーのアイデンティティーがある素晴らしい監督」と敵将を称えた。一方でDFカルボは「もし彼がコスタリカを南米と思っているのなら、文化(地理)の先生が最高ではなかったということ。教養があるべきだと思う。誰と対戦するのか、国がどこにあるのか知っておかないと」とチクリ。前哨戦は1―0でコスタリカの勝利!?

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2022年11月20日のニュース