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ドイツの絶対守護神・ノイアー 鎌田を名指し警戒「とても危険になり得る選手」

[ 2022年11月20日 04:25 ]

練習に汗を流すノイアー(撮影・西海健太郎)
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 W杯1次リーグ第1戦で日本と対戦するドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(36)がMF鎌田大地(26)を警戒した。

 19日に拠点とするカタール北部のアルシャマルで現地入り後の初練習に臨み、終了後の記者会見に出席。「日本で危険な選手は?」と質問を受けると、自ら「アイントラハト・フランクフルトの鎌田は偉大な選手だ」と名前を挙げ「彼らにとってはとても重要な選手で我々にはとても危険になり得る」と指摘。

 さらに「彼はトップ下としてプレーし、とても深い位置まで進入する多彩な能力の持ち主で、常に危険な場所に顔を出す。両足でフィニッシュが可能で技術的な才能もある」と続け「我々は鎌田を警戒しないといけない」と力を込めた。

 優勝した14年ブラジル大会を含めて4度目のW杯出場。Bミュンヘンで欧州CL2回、ドイツ1部10回の優勝を誇る世界最高クラスのGKが鎌田を認めた。今季リーグ開幕戦では6―1でEフランクフルトを圧倒したが、戦術的な理由で控えに回った日本代表は出番なし。

 しかし、その後はチームの軸に定着し、ここまで公式戦22試合で12得点を記録する活躍はもちろんノイアーの目にも留まった。
 同じドイツ1部で活躍する選手だけに警戒するのは当然だが、舞台がW杯だけに1試合の重みに敏感だ。

 連覇を狙った前回18年ロシア大会はメキシコとの初戦に敗れてケチがつき、1次リーグ突破が連続16回で止まる屈辱の敗退。「あのひどい思いはもう味わいたくない。日本との初戦が重要だ」。だからこそ鎌田を封じにかかる。

 ≪ギュンドアン「日本は技術高い」≫MFギュンドアンも日本を警戒する。「ドイツが優位と言っていいとは思うが、日本も技術的にとても高いレベルにある。俊足でうまい選手がそろっている」。

 4年前は1次リーグ最終戦で出番がないまま韓国に0―2で敗退。「絶対結果を向上させなければ」と巻き返しを誓う。MFホフマンは「最初の1分から覚醒していないと。いいスタートを切り、チームとして成功したい」と訴えた。

 ≪ミュラー&リュディガー練習合流≫カタールでの初練習には負傷明けのMFミュラーとDFリュディガーが合流し、公開された冒頭でボール回しなどを行った。

 16日の親善試合オマーン戦でデビュー弾を決めたFWフュルクルクは風邪で欠席。関係者は10月26日を最後に実戦から遠ざかるミュラーの日本戦先発には否定的で、19歳のMFムシアラが代役に有力視される。

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