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清水がJ2降格決定 GK権田「申し訳ない。4失点はGKとしてありえない」

[ 2022年11月5日 16:33 ]

明治安田生命J1最終節   清水3ー4札幌 ( 2022年11月5日    札幌D )

J2への降格が決まり肩を落とすGK権田(右端)ら清水イレブン=札幌ドーム
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは5日、最終節の全9試合が行われ、全5チームが絡んだし烈な残留争いが決着した。清水は敵地で札幌に敗れ自動降格圏の17位となり、磐田に続きJ2降格が決定した。静岡県勢クラブの同時降格は史上初となった。

 J1残留のため勝利が絶対条件の清水は打ち合いに競り負け3-4で敗戦。順位は17位のままとなり、すでに降格が決まっている磐田に続いてJ2降格が決定。クラブ創設30周年を迎えたオリジナル10クラブにとっては、16年シーズン以来となる無念の結末となった。

 試合後GK権田は「まずはエスパルスに関わる全ての人に対して申し訳ない気持ち。シーズン通して課題だった部分が最後まで出てしまった。最終的に僕なりが食い止めればよかったが…前線があれだけ点を取ってくれたくれたのに、それができなかったのが悔しい。そのために僕はエスパルスにいたはず。何本打たれても止めなければいけなかった。4失点はGKとしてありえない」と悔しさを口にした。

 またリカルド監督は「この状況は非常に難しい。清水エスパルスに関わる全ての人にとって難しい状況だと思っている。ペトロヴィッチ監督のつくるチーム相手に勇敢に戦ったが、結果は残念。今日はこういう結果になったが、しっかりと立て直して前に向かっていきたい」と話した。

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