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【5日J1見どころ】全てが決するJ1最終節 優勝、残留、個人タイトル争いを制するのは?

[ 2022年11月5日 12:55 ]

横浜・マスカット監督
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 明治安田生命J1リーグは5日、最終節の全9試合が、14時同時キックオフで行われる。

 30年目のJ1優勝争いは、3年ぶりに最終節まで持ち越された。首位の横浜はアウェーで神戸と対戦する。2位川崎Fに勝ち点2差をつけており、勝利すれば無条件で優勝が決まる。引き分けて川崎Fと勝ち点で並んだ場合も得失点差で11点上回っており、優位は揺るがない。

 2位川崎FはアウェーでFC東京との「多摩川クラシコ」に臨む。勝ち点で上回り優勝するには、川崎Fが勝利して、横浜が敗れた場合のみ。J1でのFC東京戦は6連勝中と好相性。07~09年の鹿島以来史上2チーム目となるリーグ3連覇を、奇跡の逆転Vで飾れるか。

 残留争いでは、J2自動降格圏の17位清水がアウェーで札幌と対戦する。清水は勝利が絶対条件で、15位G大阪(アウェー鹿島戦)が敗れて、かつ16位の京都(アウェー磐田戦)が引き分け以下で逆転残留の可能性を残す。J2降格となると磐田に続き、史上初の静岡県勢同時降格となる。

 得点王争いでトップに立っているのが13得点の清水FWサンタナ。1差の12得点で川崎FのMF家長、湘南FW町野が追う。36歳の家長は、93年横浜MのFWディアスの34歳を更新するJ1史上最年長のタイトルがかかる。今季は圧倒的な得点数を稼ぐ選手が少なく、過去最少の得点王だった、19年横浜FW仲川とマルコスがマークした15得点を下回りそうな状況。

 全てが決まる最終節に注目だ。

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2022年11月5日のニュース