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清水が磐田に続き…史上初の静岡県勢同時降格が決定 J1から“王国”消える

[ 2022年11月5日 16:00 ]

明治安田生命J1最終節   清水3ー4札幌 ( 2022年11月5日    札幌D )

J2への降格が決まり肩を落とすGK権田(右端)ら清水イレブン=札幌ドーム
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは5日、最終節の全9試合が行われ、全5チームが絡んだし烈な残留争いが決着した。清水は敵地で札幌に敗れ自動降格圏の17位となり、磐田に続きJ2降格が決定した。静岡県勢クラブの同時降格は史上初となった。

 J1残留のため勝利が絶対条件の清水は序盤からホームの札幌に押し込まれる展開が続く。耐えていた清水だったが前半41分、一瞬の隙を突かれ痛恨の先制点を許し、前半を0-1で折り返す。

 しかし後半4分、チアゴ・サンタナの得点で同点に追いつと、白崎にもゴールが生まれ2-1と逆転する。後半15分に再び同点とされるが、後半33分、FKからのこぼれ球をホナウドが押し込み3-2と再び逆転に成功する。ところが後半41分に同点ゴールを奪われるとアディショナルタイムに非情の追加点を許し3-4とされる。試合はそのまま無情のホイッスルとなった。

 この敗戦により清水は17位のままとなり、すでに降格が決まっている磐田に続いてJ2降格が決定。クラブ創設30周年を迎えたオリジナル10クラブにとっては、16年シーズン以来となる無念の結末となった。

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