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J1磐田 来季の新規選手補強禁止、ファビアン・ゴンザレスに関するFIFA処分 CASへ上訴

[ 2022年10月19日 22:30 ]

磐田・渋谷監督
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 J1磐田が国際サッカー連盟(FIFA)から来季の新規の選手補強を禁じられた。クラブは19日、FWファビアン・ゴンザレス(29)に関するFIFAの決定についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ上訴したとする声明を発表した。

 21年に加入したゴンザレスについて、前所属クラブ退団後、磐田との契約締結前にタイのクラブと交わした契約が存在したという。これがFIFA規則違反とみなされ、FIFA紛争解決室により磐田と同選手に対する以下の処分が下された。

 (1)ゴンザレスに対して、タイのクラブへの約5万ドル(約750万円)の賠償金の支払命令。なお、磐田は当該支払義務を選手と連帯して負う。

 (2)ゴンザレスに対するスポーツ制裁として、4ケ月間の公式戦出場停止処分。

 (3)磐田に対するスポーツ制裁として、今後2回の登録期間(2023年第1および第2登録期間)における新規選手登録の禁止処分。これはトップチームを含め、全ての年齢カテゴリーの男子のチームが対象。ただし、クラブの選手登録区分変更(ユースチームからトップチームへの昇格)、期限付移籍中の選手が移籍期間満了に伴いクラブに復帰する場合等はスポーツ制裁の対象外。また、下部組織のUー18、Uー15、ジュビロSS、サッカースクールにおいて、23年度に新規入団する新高校1年生、新中学1年生、新小学5年生および新小学6年生は、23年1月から同年12月までの間、日本サッカー協会(JFA)への登録が必要となる大会・活動への参加が認められない。ただし、22年に当クラブで登録済の選手は除く。

 磐田はゴンザレスとタイのクラブとの契約締結を認識していなかったと主張し、CASに不服申し立てを行った。CASからの裁定が下される時期は現時点で不明という。

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2022年10月19日のニュース