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天皇杯王者の甲府が2カ月半ぶりリーグ戦勝利 吉田監督「やっと結果につながった」

[ 2022年10月19日 22:06 ]

明治安田生命J2リーグ   甲府2―1町田 ( 2022年10月19日    町田GIONスタジアム )

J2甲府の吉田監督                               
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 7連敗中だった甲府が2―1で町田を下し、8月6日の琉球戦以来、約2カ月半ぶりの勝利を挙げた。18日に退任が発表された吉田達磨監督(48)は「とにかく勝てて良かった。1年の積み上げがやっと結果につながったことをうれしく思います」と目頭を熱くして語った。

 天皇杯から中2日。甲府は先発をGK河田晃兵以外、10人を入れ替えて臨んだ。前半42分、FWイゴールがペナルティーエリア外から放った強烈なシュートで先制。後半40分に町田のFW鄭大世に同点弾を決められたが、終了間際にFWウィリアン・リラがヘディングを決めて勝ち越した。吉田監督は「天皇杯から僕の退任の発表など休まらないままこの試合に向かったが、集中力という点では良かった。出ていなかった選手を使って勝てたことは本当に大きなこと。勝利を彼らの将来につなげてほしい」と語った。

 次節は甲府の指揮官として最後の1戦に挑む。吉田監督は「いつも積極的にプレーする姿は見せていた。結果につながらないとそれが雲に隠れてしまうシーズンだった。でも最後、勝ち点3とともにそういうものをみせたいと思う。いつも通り最終戦に向かっていきたい。勝って良い形で終えたいと思います」と有終の美を誓った。

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2022年10月19日のニュース