J2千葉がホーム最終戦勝利もプレーオフ消滅　退任の尹晶煥監督「J1に連れて行けず申し訳ない」

明治安田生命J2リーグ第41節   千葉2―1琉球 （ 2022年10月16日    フクダ電子アリーナ ）

＜千葉・琉球＞ホーム最終戦でファンに別れを告げる千葉の尹晶煥（ユン・ジョンファン）監督（中央）
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　千葉が今季ホーム最終戦で、J3降格圏の琉球に逆転勝ちを収めた。しかし他チームの結果により、試合終了のタイミングでJ1参入プレーオフ進出の可能性がなくなった。

　就任3年目の尹晶煥（ユン・ジョンファン）監督（49）は、すでに今季限りでの退任が決まっている。2020年に就任し、リーグ戦は14位、8位、今季は最終節を残して10位。いずれのシーズンも、終盤までJ1昇格争いに絡むことはできなかった。

　ホーム最終戦のセレモニー後、尹監督は選手やスタッフとともに場内を1周。地元のファンに別れを告げた。「多くのファン、サポーターの皆さんの顔を見ながら、チームをJ1に戻せなかったことが頭をよぎっていた」。ファンに対して「現役の時から千葉戦は熱い声援の印象があり、それはここに来ても変わらなかった。その熱いサポーターをJ1に連れて行くことができず申し訳なく思う。チームへの愛情が深く、内容が良くない時でも選手を後押ししてくれた」と感謝した。

　今季最終節は23日で、千葉はアウェーで山口と対戦する。