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ブライトン・三笘 相手選手と接触し右足負傷 最後まで出場もW杯に暗雲

[ 2022年10月16日 04:28 ]

プレミアリーグ   ブライトン0ー2ブレントフォード ( 2022年10月14日 )

<ブレントフォード・ブライトン>試合後、ピッチに座り込む三笘
Photo By ゲッティ イメージズ

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が14日、敵地のブレントフォード戦で右足を負傷した。0―1の後半開始から慣れない右サイドで出場。2分後にペナルティーエリアに進入しようとした場面で相手選手と接触した。右足の甲や足首を気にする様子を見せながら0―2で敗れた試合終了までプレーを続けたが、取材エリアでは患部をプロテクターで固定して松葉づえで引き揚げ、取材に応じることなく「お疲れさまでした」とだけ話した。

 この日の三笘は自らボールを持ち上がった後半5分に折り返そうとしてCKを獲得。一方で負傷の影響か持ち味のドリブルは少なかった。同23分には痛めた右足で絶妙なクロス。決定機を演出したものの、MFマーチのシュートは相手GKの好守に阻まれた。途中から本職の左サイドにポジションを移すなど最後まで出場したが、試合後にはピッチでしばらく座り込み、右足を引きずりながらサポーターにあいさつ。プレー続行が負傷を悪化させた可能性もある。

 負傷の程度は不明ながら、11月20日開幕のW杯までクラブで予定されているのは残り6試合。数試合の欠場を伴う離脱となれば、日本代表で存在感を増しているアタッカーの調整に影響が出る可能性もある。ボーフムのFW浅野、ボルシアMGのDF板倉ら複数の代表選手に負傷者を抱える中で不安が増す結果となった。(ロンドン・田嶋康輔通信員)

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