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日本代表・森保監督 W杯カタール大会代表選考の最後の決め手語った「大枠は決まっている」

[ 2022年10月16日 15:30 ]

<天皇杯決勝 甲府・広島>試合前、会場を盛り上げる甲府のマスコット・ヴァンくん(撮影・西海健太郎)
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 天皇杯決勝は16日、日産スタジアムで行われ、J2甲府がクラブ史上初の優勝を懸けてJ1広島と対戦した。前半終了後のハーフタイムには日本代表監督の森保一監督(54)が生出演。W杯カタール大会(11月20日開幕)に臨む決意を語った。また、番組ではNHKのW杯カタール大会テーマソングとして書き下ろされたロックバンド「King Gnu」の新曲「Stardom(スターダム)」が初“お披露目”された。

 ハーフタイムに放送席に登場した森保監督は、11月1日に迫った選手選考に関して「大枠は決まってきている。しかし最後の最後まで選手のコンディションを見極めて決めたいと思っている」と話した。コンディション以外での最後の決め手を問われると「個の良さを発揮できる、自分の武器を持っていながらもチームのために戦えるメンバーを選びたい」とした。

 初戦で当たるドイツに関しては「ドイツの分析は進めている。しかしドイツも日本の試合を見ながら対策してくると思うので、それを上回っていけるように準備したい」と答えた。また、初戦の重要性について「何が起こるか分からない。最善の準備をして臨みたい」と意気込みを口にした。

 9月の米国戦ではショートカウンターからチャンスを量産していたが、本番での戦い方について問われると「これまでも世界での戦いを見据えていい守備からいい攻撃、ということでやってきた。9月の試合で本番に向けてチームでいい共有ができた。速い攻撃も含めて自分たちのマイボールを大切にするということをやっていきたい」と明かした。

 目標のベスト8に向けてのポイントには「簡単な試合はない。いい守備からいい攻撃、素早いボール奪取から攻撃につなげていきたい。9月のエクアドル戦では押し込まれながら粘り強く無失点に抑えて流れを持ってきた。チーム一丸で粘り強く戦わないといけない」とした。

 そして“因縁の地”ドーハに監督として戻ってきたことに関しては「悔しい思いをしたので、ドーハの悲劇をドーハの歓喜に変えられるように結果を出したい」とし、「世界で目標を達成できるようにチーム一丸となって頑張りたい。日本の国民の皆さんの気持ちを背負って戦います。皆さんもともに戦ってください。よろしくお願いします」と決意を語った。

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2022年10月16日のニュース