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甲府が天皇杯初V 在籍20年目の42歳DF「山本英臣」トレンド入り ネット歓喜「感動的なドラマ」

[ 2022年10月16日 18:13 ]

第102回天皇杯決勝   甲府1―1(PK5―4)広島 ( 2022年10月16日    日産ス )

<天皇杯決勝 甲府・広島>サポーターの声援に応える山本(撮影・小海途 良幹)
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 J2甲府は天皇杯決勝でJ1広島と120分の激闘を演じ、1―1のまま決着つかず。最後はPK戦を5―4で制し、クラブ史上初のビッグタイトル獲得。J2勢の優勝は11年度のFC東京以来2度目。当時はJ2チーム同士の決勝だったため、J1勢を下しての優勝は大会史上初の快挙となった。

 この歴史的快挙にツイッターでは「ヴァンフォーレ甲府」「山本英臣」「PKストップ」といって関連ワードがトレンド入り。特に延長後半7分から途中出場したクラブ在籍20年目を迎えた42歳の大ベテラン、DF山本の活躍が大きな反響を呼んだ。

 DF山本は投入後すぐにエリア内でハンドを取られPKを献上。チームは窮地に追い込まれたがGK河田が鋭い反応でファインセーブ。勝ち越し点を与えることなくPK戦に突入した。

 するとPK戦では決めれば優勝という場面で5人目のキッカーとして登場。豪快なシュートをゴール左上隅に突き刺し、歓喜の雄叫び。試合後のインタビューでは「この舞台に僕を連れてきてくれたチームメートに感謝をしてます。ただそれを思いっきりぶっ壊しそうになったんですけど、河田選手に助けてもらって良かったです。これで少しだけ(チームやサポーターに)恩返しが出来たと思います」と喜びを爆発させた。

 この山本の活躍にネット上では「山本英臣が決めて優勝とか熱すぎる」「持ってる漢カッコ良すぎる。山本英臣の貫禄凄い」「20年甲府でやってきた山本英臣が最後に決めたのは感動的なドラマだった」「この1試合の中での山本英臣ドラマがすごすぎた、甲府いい試合だった」「山本英臣、やらかした後ってのもあったのに、よく最後にいいコースに蹴ったなー。ほんとドラマ盛りだくさんのいい試合を見せてもらいました」「山本英臣がトレンド入りしてるw」と大盛り上がり。大ベテランが最後に締めた劇的な初優勝に多くの喜びの声が上がった。

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