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広島 8度目のチャレンジ…またしても“鬼門”突破できず…PK戦でJ2甲府に惜敗 

[ 2022年10月16日 16:56 ]

天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝   広島1ー1(PK4-5)甲府 ( 2022年10月16日    日産ス )

<天皇杯決勝 甲府・広島>後半、ゴールを決める広島・川村(左)(撮影・西海健太郎)
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 またも鬼門を突破できなかった。広島は延長120分の激闘の末、PK戦でJ2甲府に惜敗。8度目のチャレンジとなったが、カップ戦王者の称号は手にできなかった。

 前半からボールを握る展開が続いたがアタッキングサードで質を欠いた。前半26分にはCKの流れから失点を許した。後半開始からはMFエゼキエウとFWベンカリファを投入。前への圧力を強めたが、なかなか5バックを敷く甲府の堅守をこじ開けられなかった。

 だが後半39分にエリア内左でエゼキエウのパスを受けたMF川村拓夢が左足を振り抜いて同点。過去5度の天皇杯決勝は全て無得点に終わっており、一つ目の“鬼門”は突破できたが逆転までは届かなかった。

 延長後半13分にはMF満田誠がPK失敗。さらにPK戦では4人目の川村がストップされた。まさかの結末に呆然とするイレブン。だが、まだチャンスはある。22日にはC大阪とのルヴァン杯決勝。なんとかファイティングポーズを取って、ルヴァン杯は意地でもつかみとる。

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2022年10月16日のニュース