G大阪MF食野「触った感覚はなかった」ゴール取り消しに驚き　柏とスコアレスドロー

明治安田生命J1リーグ第31節   G大阪　0―0　柏 （ 2022年10月1日    パナソニックスタジアム吹田 ）

＜G大阪・柏＞柏と引き分けサポーターに一礼するG大阪イレブン（撮影・亀井　直樹）
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　G大阪はホームで柏とスコアレスドローに終わった。J2降格圏を脱出できず残り3試合で17位のまま。試合後、MF食野亮太郎は悔しさをあらわにした。

　「自分は（手で）触った感覚はなかった。少し納得はできない」

　振り返ったのは前半44分のシーンだ。7カ月ぶりの戦列復帰となった宇佐美の左CK。ファーサイドで待ち構えた食野は流れてきたボールをトラップし、左足でニアにねじ込んだ。だがVAR判定によって、ハンドのファウルを取られてゴールは取り消し。驚きの表情を浮かべつつも切り替えたが、結果的に大きく作用した。

　チームは5試合連続で複数得点なし。だが宇佐美の復帰は明るい材料だ。食野も「宇佐美くんはタメを作ってくれる。コンビネーションで崩せるので、今後も良くなっていくと思う」と前を向く。次戦・横浜戦でこそ正真正銘の1発を叩き込み、チームの勝利に貢献する。