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首位・横浜 MF水沼2発など名古屋に4―0快勝!2位・川崎Fが敗れ次節にも優勝の可能性浮上

[ 2022年10月1日 19:42 ]

<名古屋―横浜>前半、先制ゴールを決めガッツポーズの横浜・水沼(左)
Photo By 共同

 明治安田生命J1第31節は1日、各地で8試合が行われ、首位横浜がアウェーで名古屋に4―0で快勝。2位・川崎Fがアウェーで札幌に3―4と敗れたため、首位との勝ち点差が8に広がり、次節にも3シーズンぶり5度目の優勝が決まる可能性が出てきた。

 横浜は前半17分、鮮やかなパスワークから左サイドを崩し、最後はゴール前に詰めたMF水沼が滑り込みながら右足で押し込み先制ゴール。MF水沼は後半開始早々にも追加点を決め、今季7点目をマーク。リーグV奪還を大きく引き寄せる2得点に、アウェーながら駆けつけてくれた多くのサポーターの前で喜びを爆発させた。

 チームは後半アディショナルタイムにFWレオ・セアラが今季11得点目、MF藤田も移籍後初ゴールとなるダメ押し弾を決め4―0と完勝。後半16分には9月10日の福岡戦で左足関節外側じん帯損傷のケガを負ったMF西村拓が途中出場するなど、優勝へ向け大きな戦力が戻ってきた。

 一方、2位・川崎Fは後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し、3―4と逆転負け。勝ち点54のままとなり、残り4試合で首位とは勝ち点8差に広がってしまい、クラブ史上初のリーグ3連覇が厳しい状況に追い込まれた。

 首位・横浜は次節8日のG大阪戦で勝利し、川崎Fが清水と引き分け以下に終わればリーグ優勝が確定する。仮に残り4試合敗れたとしても、川崎Fが3勝以上しないと逆転出来ないため、優勝争いは横浜がかなり有利な状況に。

 3位・広島も浦和を4―1で下し、川崎Fと同じ勝ち点54としたが、上位2チームより消化試合が1試合多いため逆転Vの可能性は限りなく低くなった。

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