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スポルティング守田が1得点1アシスト 地元紙は「魔法のヒール」 監督は「試合ごとに成長」と称賛

[ 2022年10月1日 10:14 ]

ポルトガル1部   スポルティング3―1ジル・ビセンテ ( 2022年9月30日    ポルトガル・リスボン )

守田英正
Photo By スポニチ

 スポルティングの日本代表MF守田英正(27)がホームのジル・ビセンテ戦で移籍初ゴールを含む1得点1アシストと活躍し、3―1の勝利に貢献した。

 前半16分に中盤から飛び出してゴール前に進入すると、MFサントスが相手クリアボールを受けてゴール左前から放ったシュート性のクロスにゴール右前で反応。右足を伸ばしてコースを変えてゴールに右に吸い込まれる先制点を挙げた。

 同22分にはロングパスに反応して左サイドを疾走。高く上がったボールを足元に収めると、ゴールに背を向けて相手選手を背負った状態から右足ヒールで絶妙なパスを出した。これに走り込んだFWゴンサウベスが相手選手をかわして得点し、守田のアシストになった。

 マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた守田はSNSで「スポルティングでの初ゴール」と報告。地元紙レコルドは華麗なアシストに触れ「魔法のバックヒールパス」と称賛した。

 サンタクララから今夏加入した守田は今季公式戦10試合全てに出場して先発が8試合。この日は3度目のフル出場となった。アモリム監督は「試合ごとに成長にしている。彼は(日本)代表選手でビッグクラブでプレーする準備ができている」と称えた。

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)では連勝発進したスポルティングだが、国内リーグでは前節まで3勝1分け3敗の8位と苦戦。しかし、守田の活躍で代表ウイーク明けの初戦を快勝で飾り、4日の欧州CL・マルセイユ戦に弾みをつけた。

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2022年10月1日のニュース