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FC東京が鹿島に競り勝ち連勝 ドイツ帰りの長友は終盤に出場「勝って終われて良かった」

[ 2022年10月1日 18:26 ]

明治安田生命J1第31節   FC東京1―0鹿島 ( 2022年10月1日    カシマ )

FC東京・長友
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 FC東京が敵地で鹿島を破り、貴重な勝ち点3を持ち帰った。0―0の後半39分、途中出場の安部が右足で豪快なミドルシュートを叩き込んだ。今季4点目が決勝点となった安部は「0―0だし、ちょっと打ってみようかなと思った。今週のシュート練習でいい感覚を持っていた。シュートした時もミートした感覚があった。入って良かった」と笑顔を見せた。

 アルベル監督は先制の3分後には長友、紺野を投入。4バックから5バックに変更して守備を強化。虎の子の1点を守り切った。
 長友は日本代表のドイツ遠征から29日に帰国したばかり。27日のエクアドル戦では87分間プレーしており、疲労や時差ボケも懸念される中、右ウイングバックとして逃げ切りに貢献した。

 36歳のベテランは「コンディションは問題ない」と断言し「(監督には)勝っている状況で失点をしないこと、勝ってしっかり終わることを言われていたので良かった」と安堵(あんど)したような表情を見せた。

 チームは前節京都戦に続く連勝で6位に浮上した。ACL出場圏内とは勝ち点8差で残り4試合。長友は「アルベル監督のベースとなるポジショナルサッカーが良くなってきている。アタッキングサードの精度と得点力が課題になるのかな」とチームの進化に手応えを感じている。

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2022年10月1日のニュース