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南野モナコ1号&アシスト!入団から2カ月 チーム3連勝貢献

[ 2022年9月19日 04:30 ]

フランス1部   モナコ3―0Sランス ( 2022年9月18日 )

スタッド・ランス戦の後半、攻め込むモナコの南野(右)=ランス(共同)
Photo By 共同

 フランス1部モナコの日本代表MF南野拓実(27)が18日、敵地のスタッド・ランス戦で待望の移籍後初ゴールを決めた。後半20分から途中出場し、1―0の同42分に右足で貴重な追加点。同45分にはアシストも記録するなど、19日にスタートする日本代表合宿へ弾みをつけた。Sランスの同FW伊東純也(29)はフル出場したが無得点に終わった。

 南野がようやく今季初ゴールを決めた。前半22分に相手が退場者を出し、数的有利で試合が進んだ中、1―0の後半20分から途中出場。すると同42分だった。右サイドを抜け出しパスを受けると、相手GKと1対1となり、最後は右足でニアに蹴り込んだ。7月20日の入団会見で「モナコでできる限りのものを出して貢献したい」と決意表明してから約2カ月。待望の一発にチームメートが次々に祝福へと駆け寄ると、笑みを爆発させた。

 W杯イヤーの今季、出場機会を求めてリバプールから加入。期待は大きかったが、なかなか結果を出せなかった。この試合まで8月31日のトロワ戦の1アシストのみ。誰よりも結果を欲していた。後半45分には絶妙な左からのクロスで3点目をお膳立て。リーグ3戦ぶりの出場で、チームの3連勝に大きく貢献した。

 一方の伊東は6試合連続で先発。2トップの一角でスタートし、味方に退場者を出した後は右MFにポジションを移し、積極的にゴールを狙った。後半29分には右サイドを突破し、好機を演出。得点にはつながらなかったが、存在感を示した。チームとしては明暗を分けた形だが、森保ジャパン攻撃陣の軸2人はともに好感触を持って代表合宿に合流する。

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