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首位の横浜が鹿島に完勝 MF岩田が先制点の起点に2点目のゴール「枠に飛ばすことだけを考えた」

[ 2022年7月30日 22:55 ]

明治安田生命J1リーグ   横浜2─0鹿島 ( 2022年7月30日    日産スタジアム )

<横浜・鹿島>勝利の瞬間、ガッツポーズを見せる岩田(撮影・篠原岳夫)
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 横浜がホームで鹿島との首位攻防戦を2―0で制し、首位をがっちりキープした。原動力となったのは、日本代表としてE―1選手権に出場したMF岩田。前半36分に相手ゴールキックを右足ダイレクトでつなぎ、エウベルの先制点の起点になると、後半6分にはCKのこぼれ球を右足でゴール右隅に叩き込んだ。リーグ戦では大分時代の20年12月以来となる今季初ゴール。「ミートすること、枠に飛ばすことだけを考えた」と納得の表情で振り返った。

 東京五輪世代で、19年南米選手権でA代表デビュー。だが、昨夏の五輪本番ではメンバー落ちの悔しさを味わった。それでも昨季加入した横浜で成長を遂げ、E―1選手権で代表復帰を果たした。フル出場した27日の韓国戦からは中2日だったが、「体はしんどかった」と振り返りながらも、この日もフル出場でチームの勝利に大きく貢献。両親も応援に駆けつけた中、「ゴールを見せられて良かった」と喜びを爆発させた。

 チームは岩田の活躍もあり3戦ぶりの白星。9戦負けなしで鹿島との勝ち点差を8に広げた。「マリノスのサッカーをして勝つだけなので、1試合、1試合大事に戦っていきたいです」と岩田。19年以来の王座奪回へまた一歩前進した。

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2022年7月30日のニュース