コロナ禍の川崎F「キーパー3人」がトレンド入り　「王者のプライド感じる」「浦和ファンも複雑」の声

明治安田生命J1第23節   浦和―川崎F （ 2022年7月30日    埼スタ ）

＜浦和・川崎F＞川崎Fのサブメンバーは5人だった（撮影・西海健太郎）
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　新型コロナウイルス陽性者が相次いでいる川崎Fは、30日のアウェー浦和戦でベンチ入りメンバーが規定の7人に満たない5人、うち3人がGKという異例の布陣でキックオフを迎えた。スタメンが発表されるとツイッターでは「フロンターレ」「キーパー3人」「ベンチ5人」が続々トレンド入りした。

　川崎Fは26日に1人、28日に5人、29日に4人が新型コロナの陽性判定を受けたと発表。この日ベンチに入ったのは安藤駿介、早坂勇希、丹野研太のGK3人と、DF山村和也とFW宮城天のフィールドプレーヤー2人。スタッフによると、GK陣にもフィールドプレーヤー用のユニホームを用意しているという。

　SNSでは「ベンチにキーパー3人で試合を強行開催。王者のプライドを感じる」「この暑さの中でベンチ5人でキーパー3人は厳しすぎる」「キーパー3人って延期できなかったんかな」「控えにキーパー3人という異常事態！でも勝利を信じている」「川崎も大変だろうけど、ハンデ与えられた浦和にはプレッシャーかかるね」「浦和レッズのファンなので複雑な心境」「キーパー3人入れてまでして試合を成立させたフロンターレの男気を感じる。もし負けても今日は誇りに思う」などのコメントが。オールラウンダーの山村に期待を寄せるサポーターも多く、「こんな時の山村って最強やん」「GK 丹野 GK 安藤 GK 早坂 CB 山村 DMF 山村 CF 山村 FW 宮城 よし7人いるな」「山村和也が前から最終ラインまで全部出来るから大丈夫だな」との声もあった。