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浦和が手負いの王者をきっちりと仕留める MF伊藤の電光石火の一撃で今季初の3連勝

[ 2022年7月30日 21:46 ]

明治安田生命J1リーグ第23節   浦和3─1川崎F ( 2022年7月30日    埼玉 )

<浦和・川崎F>前半、ゴールを決め喜ぶ浦和・伊藤(中)(撮影・西海健太郎)
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 浦和はホームで川崎Fに3―1で勝利し、今季初の3連勝を飾った。リーグ戦の対川崎Fでは18年8月1日以来、約4年ぶりの勝利で、同カードの勝ちなしを7で止めた。引き分けた5月28日の福岡戦から直近8試合負けなしで勝ち点32とした。

 新型コロナウイルス陽性者が相次いでベンチ入りが7人に満たない5人だった手負いの王者を、きっちりと仕留めた。前半4分、右からのクロスに中央でMF伊藤がドンピシャのヘディングで先制。これで3戦2発と調子を上げるボランチに続くように、同17分にMF松尾の2戦連発。1点差で迎えた後半40分には、MF岩尾の移籍後初ゴールで再び突き放した。

 ロドリゲス監督は「すごく良い入りができた。しっかりと最後の最後までシリアスに戦い抜いた結果が勝ちにつながった」と喜びつつ、「理想をいえばボールを握って守備の時間を短くできれば良かった」と反省。6月18日の名古屋戦からは毎試合でゴールを奪っており、「全員が同じ絵を描きながらプレーすることを中断期間ででき、それが結果につながっている」と話した。

 また、後半16分にDF馬渡との交代でピッチを退いた日本代表DF酒井については「内側に少し違和感があった。重傷ではない。どれくらいで回復できるかを見ていきたい」と話すにとどめた。

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2022年7月30日のニュース