新型コロナ陽性者続出の川崎F、浦和戦でGK3人ベンチ入り　異常事態でGKにもフィールド用ユニ用意

＜浦和・川崎F＞川崎Fのサブメンバーは5人だった（撮影・西海健太郎）
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　浦和―川崎F戦の先発メンバーが発表され、新型コロナウイルス陽性者が相次いでいる川崎FはベンチにGKが3人も入る異例の構成となった。

　川崎Fは26日に1人、28日に5人、29日に4人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表していた。

　ベンチに入ったのは規定の7人に満たない5人で、うち3人が安藤駿介、早坂勇希、丹野研太のGK。フィールドプレーヤーはDF山村和也とFW宮城天の2人のみとなった。スタッフによると、GK陣にもフィールドプレーヤー用のユニホームを用意しているという。

　鬼木達監督は28日の取材で「いろんな意味でスクランブルになる試合になると思う。その中でも自分たちらしく、アグレッシブにより一致団結して強い気持ちで挑みたい」と話していたが、まさにスクランブル出場もありえる事態となった。
　試合は午後7時に埼玉スタジアムでキックオフする。