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橋本拳人 スペイン2部ウエスカ合流はE-1選手権後 「気持ちを伝えたら、了承してくれた」

[ 2022年7月21日 12:02 ]

J1神戸・橋本拳人
Photo By スポニチ

 神戸からスペイン2部ウエスカへの移籍が決まった日本代表MF橋本拳人(28)が、E―1選手権に出場するために新天地への合流を遅らせたことを明かした。ロシア1部ロストフでプレーしていた橋本は、ロシアのウクライナ侵攻に伴い、国際サッカー連盟(FIFA)が両国でプレーする外国人選手らに特例として一時的に他国クラブへの移籍を認めたため、3月に神戸に加入。その中で、大会直前には再び欧州でプレーすることが決まっていた。それでも約1年ぶりに招集された代表でのプレーを強く希望し、「向こうのチーム(ウエスカ)とも話をして、僕は参加したいという気持ちを伝えたら、それを了承してくれた」という。

 自身が代表から離れていたW杯最終予選では、システムが4―2―3―1から4―3―3に変更となり、同じ中盤には守田(27=スポルティング)や田中碧(23=デュッセルドルフ)が台頭した。4―3―3布陣では遠藤が務めるアンカー、守田、田中がプレーするインサイドハーフでもプレーが可能で、「どのシステムでやるか分からないですけど、出たら自分の良さを出せるかなと思っています」と自信をのぞかせる。

 E―1選手権については「チームとして優勝しないといけないと思っているので、勝利に貢献したい」と強い意気込みを口にし、スペインでのプレーを含めた今後へは「スペイン2部は凄くレベルの高いリーグ。環境面含め、凄く厳しいと聞いてます。ただ、厳しい環境に身を置きたいというのは常に思っていますし、タフな選手になるためには凄く良い環境だと思っているので、自分の持っているものをすべて出して、自分が通用するかどうかというのが楽しみ。本当にステップアップしたいという気持ちを持って臨みたいと思います」と話した。

 まずは先発出場が予想される24日の中国戦(豊田ス)で、自身の力を証明する。

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2022年7月21日のニュース