久保　“W杯意識”でRソシエダ―ド決断、スペイン1部4季目「違う段階に入る」

レアルソシエダードへの移籍が決まった久保（同クラブ公式インスタグラムから）

　スペイン1部のレアル・マドリードからレアル・ソシエダードに移籍した日本代表MF久保建英（21）が20日、日本の報道陣に向けオンライン入団会見を行い、スペイン1部4季目の新シーズンへ「ここからはまた違う段階に入っていけたら」とさらなる飛躍を誓った。

　11月にW杯カタール大会を控える中、今夏は吉田（シャルケ）ら多くの日本代表が新天地を求めたが、久保も「そこ（W杯）もしっかり意識した上で移籍を決めた」と強調。「低く見積もって、2、3点は11月までに取って、良い状態で（W杯に）行きたい」と目標を口にした。

　この日は新天地の練習に初参加。前日までの風邪の影響で部分合流だったというが、「みんな温かく迎え入れてくれて、思ったよりも早く打ち解けそう」と笑顔だ。新天地デビュー戦が期待される23日のドイツ1部ボルシアMGとの練習試合へ「チームメートの信頼をつかめるようなプレーをするために、状態を戻していきたい」と意気込みを語った。