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エムバペが投げられた!パリSGメンバーが柔道の総本山・講道館を訪問

[ 2022年7月21日 16:52 ]

柔道体験で技体験に指名され、苦笑いを浮かべるエムバペ(中央)
Photo By スポニチ

 サッカー・フランス1部の強豪パリ・サンジェルマン(SG)のFWエムバペ(フランス)ら選手7人が21日、東京都文京区にある柔道の総本山・講道館を訪れ、日本発祥の武道である柔道の体験を行った。

 7人はそれぞれ、上半身だけ柔道着を身にまとい、白帯を巻いて登場。五輪3連覇の野村忠宏氏が背負い投げ、五輪2連覇中で男子73キロ級の大野将平(旭化成)が大外刈りを披露すると、その技のキレに一様に驚きの表情を浮かべた。

 続いて行われた技体験では、エムバペが大野から逆指名を受け、苦笑いしながらも最強の金メダリストと組み合った。最初にエムバペが、次に大野が大外刈りを掛けた。柔道経験は不明ながら、足を使う競技のサッカー選手らしく、きれいに大野を畳の上に叩きつけると、受け側でも上手な受け身を披露。異競技交流を楽しんでいるようすだった。

 体験会後、取材に応じた大野は「率直に言って、みなさん受け身を取るのが上手だった。フランスで柔道が浸透していると感じた」と感想を漏らした。エムバペは長年の競技人生で鍛え上げられた大野の手を見て「なぜ、こうなるんだ?」と尋ねてきたといい、あまりのインパクトのためか「(柔道は)やりたくない」と語ったことも明かした。

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