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初招集の大卒ルーキー満田がカタール行きに意欲「W杯に出る可能性はゼロではない」サッカー日本代表

[ 2022年7月21日 14:41 ]

広島・満田(2022年6月29日撮影)
Photo By スポニチ

 日本代表に初招集されたMF満田誠(22=広島)が21日、オンライン取材に応じた。大卒ルーキーながら5得点を挙げてブレーク中のMF。「プロ1年目のシーズンから結果も数字として出せているけど、まだまだ結果を出していかないと」と満足はしていないが、その活躍が代表入りにつながった。

 合流初日には森保監督に声を掛けられたと言い「今の活躍を評価してくれて選出してくれたと聞いた。思い切ってやればいいと伝えてくれた」と明かす。

 チームメートとも積極的に会話しており、宮市(横浜)からは海外での経験談などを聞いた。「宮市選手は自分とはプレーしている年数、経験が桁違いに違う。海外の話やプレーして衝撃を受けた選手の話を聞いた。世界と日本では経験値の差が違うと思った」。

 20日が23歳の誕生日だった。食事の際にケーキでお祝いしてもらったそうで「代表に来なければ祝ってもらえなかった人に、おめでとうと言われたのでうれしかった」と笑顔を見せた。

 熊本県出身。広島の下部組織で育ったが、ユースからトップチームに昇格できず、流通経大に進学。同大で現京都監督のチョウ貴裁氏に指導を受けた。

 「チョウ貴裁監督との出会いが転機で、自分の仕事は点を取ることだけだと思っていたけど、点を取る以外でもチームにできることがたくさんあると学んだ」。攻守にハードワークする姿勢は当時身につけたものだ。

 東アジアE―1選手権は国内組にとってW杯カタール大会メンバー入りに向けて貴重なアピールの機会。満田は「この中から日本代表を背負ってW杯に出る可能性はゼロではないので、メンバーに食い込むのはもちろん、まだリーグ戦、カップ戦も残っているので、それに向けて一回りも二回りも成長して、この期間を終えればいい」と力を込めた。

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2022年7月21日のニュース