吉田麻也　13日に新天地シャルケでいきなり“デビュー”も!クラマー監督が示唆「すぐに溶け込んだ」

吉田麻也公式ツイッター（@MayaYoshida3）より

　ドイツ1部シャルケのクラマー監督が新戦力の日本代表DF吉田麻也（33）について、13日のイタリア1部サレルニターナとの練習試合に起用することを示唆したとドイツ紙ルールナハリヒテン（電子版）が報じた。

　吉田は6月末にイタリア1部サンプドリアを退団し、移籍金なしの1年契約で今季ドイツ1部に昇格したシャルケに加入。吉田の獲得が決まると、クラマー監督は「守備を組織できるピッチ上のリーダーを獲得できた。落ち着いたプレースタイルであらゆる局面で安定感をもたらしてくれるだろう」と期待を寄せた。

　新シーズンに向け始動したチームは11日に合宿地であるオーストリアのミッタージルに到着。同紙によると、この合宿には吉田を含め28人のフィールドプレーヤーに4人のGKを合わせた計32人の選手が帯同。所属選手が多すぎるため何人かの選手を売却しなければならない状況だという。

　それでもクラマー監督は「我々は皆同じ方向を向いている。我々のグループは健全だ」と悪い雰囲気はないと強調。吉田については「彼は完全なプロフェッショナルでありすぐに（チームに）溶け込んだ」と話し、13日のサレルニターナ戦でいきなりデビューさせる可能性もあることを示唆したと伝えた。