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【データスタジアム】久保 代表初ゴールも課題を露呈…ボールロスト回数は両チーム最多12

[ 2022年6月11日 21:03 ]

キリン杯準決勝   日本4―1ガーナ ( 2022年6月10日    ノエスタ )

久保の90分換算主なスタッツ
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 サッカー日本代表は10日に行われたキリン杯でガーナに4―1で快勝。インサイドハーフで出場したMF久保建英(21)のプレーを「データスタジアム」提供のスタッツで検証する。(記録課)

 初のインサイドハーフでプレーした日本代表MF久保は、Aマッチ初ゴールを挙げるなど攻撃面での活躍が光った一方、課題も見られた。

 久保がボールをロストした回数は12で両チーム最多。過去に出場した16試合の90分平均と比較すると、ドリブル突破など敵陣で勝負するプレーが多い久保は、これまでもロストは11・4回と多いが、ガーナ戦はドリブル2回と少ないにもかかわらず平均よりも多い。後半10分には自陣近くでボールを奪われたが、低い位置でのロストは失点につながる危険性もある。

 相手からのタックルは6回受けて、ボールを保持できたのは1度もなく、相手に挑んだタックル回数も平均2・1回から1回に減少。インサイドハーフは守備面での貢献も必要な位置。W杯に出る国はプレッシャーも厳しいだけに、より体の強度が求められる。

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