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京都 名古屋に2戦合計1―7敗退も…チョウ監督「リーグ、天皇杯に向けポジティブな面はある」

[ 2022年6月11日 22:35 ]

ルヴァン杯プレーオフステージ第2戦   京都0ー1名古屋 ( 2022年6月11日    サンガスタジアム )

京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 京都は名古屋に敗れ、ベスト8進出はならなかった。第1戦で1―6の大敗。逆転進出には最低5得点が必要だっただけに序盤から積極的な縦パスや両サイドバックの攻撃参加など攻勢を仕掛けた。だが名古屋の堅守を打ち破るまでは届かず。2戦合計1―7で敗れた。

 チームにとって10年以来12年ぶりのルヴァン杯は終了。ただチョウ貴裁監督は「ネガティブな材料は何一つない」と総括した。多くの選手を起用し、現在U―23アジア選手権で活躍するFW山田ら新戦力の台頭もあった。勝たなければプレーオフ進出ができなかった1次リーグ最終戦・柏戦で勝利を収めるなど地力も付いた。

 この試合でも「ゴール前は課題になる」と指揮官は認めつつ「良いボールの運び出しや、引かれた相手にパス&ゴーはできた。カミ(上福元)のビッグセーブもあったけど、守備のリスク管理も考えてくれた」と納得顔。敗色濃厚な状況になっても、選手は最後まで勝利を追い求めた。

 次戦はリーグ鹿島戦(18日・カシマ)。チョウ監督は「リーグ戦、天皇杯に向かってポジティブな面はある。また強くなって、今日勝てなかった悔しさを晴らしたい」と気持ちを切り替えた。

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2022年6月11日のニュース