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前田大然 代表初ゴール捧げた愛娘から「パパ勝ったねー!」 生き残りへは慢心なし「僕はまだまだ」

[ 2022年6月11日 12:13 ]

10日のガーナ戦で、ゴールを決め喜ぶ前田
Photo By スポニチ

 日本代表FW前田大然(24=セルティック)が、国際Aマッチ初ゴールを決めたガーナ戦から明けた11日、オンライン取材に応じた。

 試合直後の取材では、誕生日が近い愛娘の爽世ちゃん(2)のために「誕生日プレゼントじゃないですけど、今日は決めたいという思いがあった」と明かしていた。ゴールを喜んでくれていたかを問われると「“パパ勝ったねー!”みたいな、そっちのほうで言われました」とはにかんだ。

 横浜時代から、爽世ちゃんが好きなアンパンマンシリーズのゴールパフォーマンスが“お約束”。ガーナ戦ではしなかった。「1試合目のものを挽回したいという思いでやっていたので」と韋駄天(いだてん)。決定機を外したパラグアイ戦の後悔がそれほど強かったことを明かした。

 W杯まで残り約5カ月。突き進む原動力は、周囲への感謝だ。「もちろん出たらキャリアも変わってくることも分かっている。でもあんまり自分はそこだけを見たくないので、そこまで意識はしていない」とした上で、「自分はたくさんの人に支えられてここまで来た。そういった人のためにも自分はサッカーをやっている。その人たちのためにも頑張りたい」と改めて口にした。

 今シリーズはここまで3試合全てに途中出場している。国際Aマッチ7試合目にして待望の初ゴールもマークしたが、生き残りへの慢心は一切ない。「僕はまだまだだと思っているので、まずは目の前の練習や目の前の試合をやっていくだけ。あまりそこ(W杯)を見ずに、しっかり目の前の一日一日を大事にしていきたい」と力を込めた。

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2022年6月11日のニュース