×

鎌田 久々代表戦でヘッド決めた!代表生き残りへ「できることをやってチームに貢献したい」

[ 2022年6月2日 21:40 ]

国際親善試合「キリンチャレンジカップ」   日本4―1パラグアイ ( 2022年6月2日    札幌D )

ヘディングでゴールを決めた鎌田(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表は2日、11月のカタールW杯に向けた強化試合の「国際親善試合」パラグアイ戦に臨み、4-1で勝利した。

 鎌田大地(25=Eフランクフルト)は1―0の前半42分に堂安の右サイドからのクロスに頭で合わせて追加点を挙げた。「珍しくヘッドだったので、自分のゴールになって良かった」と自身のゴールを振り返った。

 欧州リーグ優勝を引っさげて半年ぶりに代表へ合流した鎌田が、新ポジションで輝きを放った。本職のトップ下ではなく、代表では初となるインサイドハーフで先発。「昔からインサイドハーフをやりたいと言っていた。フランクフルトでも5-3-2のインサイドハーフで出たこともあり、自分はできると思っている」と話していた通り、持ち前の高い技術を発揮して攻撃陣をけん引した。この試合もインサイドハーフで先発出場。「割とインサイドでのプレーあるので、特にやりづらさはない」と語った。

 初戦でオマーンに敗れるなどかつてないW杯最終予選でかつてない苦境に立たされた森保ジャパン。転機はシステムをそれまでの4―2―3―1から4-3-3に変更した昨年10月12日のオーストラリア戦だった。そこから怒濤(どとう)の6連勝で7大会連続での本大会出場を決めたが、鎌田はチームの上昇気流とともに、トップ下のポジションがなくなったことで定位置を失った。今年の最終予選4試合ではついにメンバー外の悔しさを味わった。

 久々の代表戦となったが「あまりミスしないように簡単にプレーして、慣れたらいつも通りやろうと。いつも通り自分らしいプレーできた」と話し、13日間で計4試合が行われる「6月シリーズ」は、カタールW杯を見据える上で非常に重要な試合がこれからも続く。「いつも通り自分ができることをやって、チームに貢献したい」と代表生き残りへ意気込んだ。

続きを表示

2022年6月2日のニュース