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神戸、大迫2発で逆転勝ちも「内容は負けに等しい」J3富山にヒヤリ

[ 2022年6月2日 06:00 ]

天皇杯2回戦   神戸3-2富山 ( 2022年6月1日    福山 )

<神戸・富山>途中出場し、2ゴールを決めた神戸・大迫(左)(撮影・岸 良祐)
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 各地で2回戦の29試合が行われ、神戸は3―2でJ3の富山(富山)に逆転勝ちした。川崎Fは札幌大(北海道)に5―0で大勝。G大阪はJ3の岐阜と延長にもつれながら4―2で勝った。2回戦の残り3試合は8日に実施され、22日の3回戦に進む32チームがそろう。

 リーグ戦で最下位に沈む神戸が冷や汗タラリの2回戦突破だ。J3富山に終始リードを許す展開。0―2の後半25分に途中出場のFW大迫が反撃の1点を挙げると、同44分に左ハムストリングの肉離れが癒えたMF佐々木が同点の復活ヘッド。終了間際には再び大迫が逆転ゴール。勝つには勝ったが、2つもカテゴリーが下の相手に危うく金星を配給するところだった。

 土壇場で救った大迫は「いいボールが来て、決められて良かった。ただ、内容は負けに等しい」と反省の弁。前半5分と同27分の2失点は、どちらもミスを起点にされた。J1の意地と執念で試合をひっくり返し、ロティーナ監督は「ヒヤっとしたが、次の試合に進めてよかった」と胸をなで下ろした。

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2022年6月2日のニュース